防災広島

〇 8日から降り続く雨は既に600ミリを超えており,
3年前の西日本豪雨に匹敵する降水量となっています。

〇 県内の地盤は相当緩んでおり,西日本豪雨が発生した7月6日の朝と同じ,大変危険な状況で,土砂災害が発生するリスクが相当に高くなっています。

〇 また,広島市で再度大雨特別警報が発表され,本日もさらに180ミリ以上の雨が降るとの予報もあり,命に危険を及ぼす災害がいつどこで発生してもおかしくありません。

〇 避難情報が発令されている地域にお住まいの方で,まだ危険な地域に
とどまっている方は,直ちに避難を開始してください。

〇 西日本豪雨災害の際に,災害が発生しなかった地域にお住まいの方は,
「あの時も大丈夫だから今回も大丈夫だろう」と考えておられるかもしれませんが,
その考え方は大変危険です。崩壊リスクの高い土砂が上流部や斜面上部に多く残っている状況であり,その時に,土砂災害が発生をしていない地域の方がより警戒が必要です。

〇 「今は雨がそれほど降っていない,雨が強くなったら避難すればいい」と考えないでください。あなたや大切な方の命を守るための行動を,今すぐに取ってください。

〇 また,崖や河川,用水路など,危険な場所には絶対に近づかないでください。

〇 避難情報がまだ発令されてない地域の方も,最新の気象状況を細かく確認していただき,市町からの避難情報が発令された場合には,速やかに避難できるよう準備を万全に整えておいてください。

〇 また,ご家族や知人などが,土砂災害警戒地域や
浸水想定地域に住んでおられる方は,安全な場所に避難をしているかどうか
メールや電話などで連絡を取っていただき,まだ避難されていない場合は
直ちに避難するよう呼び掛けてください。