広島県警メール

災害被害に便乗した悪質リフォーム業者に注意

9月2日,4日,関東地方において突風(竜巻)による被害が発生しました。このような災害が発生すると,災害時の混乱や避難で泥棒に入られる被害や,点検商法のトラブルが発生します。
点検商法とは,「点検に来ました」と訪問して,「屋根瓦がずれている」「水が汚れている」などと言って不安にさせ,リフォーム工事などの契約を勧めるという訪問販売です。
被害にあわないためには,
▼公的機関を名乗ってきたときは,部署名,氏名を聞いて,その場では契約せずに,後でその機関に確認する
▼特定商取引法では,最初に事業者名と販売の目的であることをはっきりと告げなければならないとされているため,不審と感じた時はきっぱり断る
▼決してその場で契約せずに,家族や信頼できる周囲の人,消費生活センターなどに相談する
ようにしてください。

契約してしまった場合も,法律で定められた書面を受け取った日から8日以内であれば,クーリング・オフができます。
また,「瓦がずれて雨漏りする」など虚偽の説明により契約をしたとき,帰ってほしいと言ったのに帰らないなどの不適切な勧誘があった場合は,クーリング・オフ期間が過ぎてしまっても契約の取り消しができます。

広島県警察本部
安全安心推進課
TEL:082-228-0110